ちょっと待った!そのくんじょう干し柿
家人は、出先で干し柿を見るたびに手に取りますが買いません。その理由は、原材料に、何だか怪しいモノがあるとのことでした。
そして、今回「無添加(無燻蒸)干し柿」なるものをゲットしました
そもそも、干し柿を完全な自然食品と思っていたところに間違いがあったのです
そこで気になるのが、【無燻蒸】という言葉です。
燻蒸というのは、字の如く『燻(いぶ)し蒸(む)す』ということですが、問題は『何で』ということになります
それは、
≪硫黄≫なのですその硫黄で燻蒸するわけですが、硫黄を燃やすと亜硫酸ガスが発生します。そして残留物として、
二酸化硫黄が残るのです
ですから、原材料の表示に【二酸化硫黄】と併記しているのです
自然食品だと思っていたのに、こんなものまで知らずに一緒に食べていたなんて・・・
(※かんぴょうも硫黄燻蒸アリ)
最近では、【硫黄燻蒸】したあとに、二酸化硫黄の除去をしているところもあるようですが、それなら、初めから【無燻蒸】で行ったらと言いたいのですが、ムシの殺菌やカビ予防のために必要だとしています。
結局、日持ちがして色がきれいだから売れるということです
【硫黄燻蒸】を行わない干し柿は、色が黒っぽく、さらに変色もしやすく、日持ちがしません。
もうひとつ、気になることがありました
≪たねなし柿≫という表記です。ぶどうのように薬品に漬けて種ができないようにしたものではなく、柿の種類として≪たねなし柿≫があります。ですから、まったく安全でーーーす
ちなみにこの「無添加(無燻蒸)干し柿」は、生協の商品にありました
試してホシガキ
この「無添加(無燻蒸)干し柿」であっても、阿蘇山の火口で亜硫酸ガスを吸いながら食べたら、【硫黄燻蒸干し柿】となって・・・
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