2008年10月12日

ガン切除・・・!!

さて、いよいよ手術室へ入りました。
この病院の手術室は高層階にあり、その窓から垣間見た景色が今でもおぼろげに映像として残っています。

看護師さんやおそらく研修医と思われる人たちは、すでに待ち構えていました。
定かではありませんが、たぶん全員で10名くらいいたと記憶しています。

そして、まな板の上。イヤイヤ、手術台の上に移りました。
本人確認を済ますと(僕じゃないと言ったらどうなるだろう?)、「楽にしていてください。もうすぐ、麻酔科の先生がいらっしゃいます。」とのこと。

お腹をメスで開くのですから、そうです、全身麻酔が必要なのです。
やがて、麻酔科の先生がやってきて、一応型どおりの質問があり、いざ全身麻酔のチュウ~シャ!face12
おっと、その前に胴体と両手両足を手術台にセットされてある皮バンドで固定されました。
これで、逃げたくても逃げられません。たぶん、全身麻酔をされるともがくこともないでしょう(-_-メ)

注射
初めての体験♪

『気持ちいい』 『天にも昇る』 『えもいわれぬ』・・・言葉にできない快楽!!
注射されている途中から、意識がフッーと遠のいて行きました。このときの快感は今までに味わったことのないものでした。
たとえば、夜、眠りに堕ちるときの感じに似ていますが、違うんですよねicon60
今までハッキリしていた意識が一瞬だけ抗いますが、素直に、好んで麻酔に嵌っていきます・・・。その刹那に譬えようのない至福を感じました。
もしや、薬物中毒ってこんな感じなのでしょうかicon56

あとで全身麻酔の医療事故が結構あることを知らされましたが、ある意味貴重な体験をさせてもらいました!


肝心のガン切除の本番は、ここからなのですが、なんせその間、意識がまったくありませんでしたのでどういうことが行われたかはわかりませんface04

執刀医の先生が『hamkichi さん hamkichi さん』と耳元で発したのが、手術前に麻酔の効果を確認したのか、それとも手術が終わったから、意識を覚まさせるためのものだったのかは不明です。
意識がややハッキリしだしたのは、ストレッチャーで病室へ向かう途中からですface07

あとで聞いた話ですが、所要時間は約2時間半。切除した胃は、大事をとって1/2ではなく2/3。ガンに侵され切り取った胃を家人は見せられたとのことです。
ガン細胞で怖いのは、その広がりよりも深さにあります。ガンの初期、ステージ1だったそうです。


胃を切除するというのは、大手術ですが大変なのはこれからなのです・・・続くicon196


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Posted by hamkichi at 16:16│Comments(0)こわい話
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