アチャー！

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い　
無事に手術は終わったのですが、麻酔が醒めてくるのと比例して傷口の痛みが襲ってきます　

熱い、熱い、熱い、熱い、熱い　
酸素マスクをさせられているのが、熱くて熱くてたまりせんでした　

見かねた家人が扇いでくれるのですが、たまらなくてマスクを外そうともがきました。腕を動かすだけでも劇痛が走ります。痛い、痛い、熱い、熱い　　

我慢できないときは「モルヒネ」をだしてくれるとのことでしたが、使わずに済みました。しかし、酸素マスクは簡易式のものに変えてもらいました。

されど、痛い、熱い、痛い、熱い　


普段の生活では、腹筋は使っていないように思えますが、意外や意外、結構腹筋は使うものなのです。かくも腹筋を使うとは・・・　
とくに寝た状態では、少しでも動こうとすると腹筋を必要とするのです。

どうにか一人でトイレに行けるようになったのですが、まず、ベッドから起き上がるのにひと苦労します。ベッドは電動で上半身を起こしてくれるのですが、ベッドから背中を離すときが難関です。腕の力だけでは儘ならず、いやでも腹筋を使います
すると、激痛に顔が歪みます。しばらくそのままの状態で痛みが消えるのを待って次の行動へ移します。そういうことの繰り返しでやっとベッドから離れることができます。たったそれだけのことに時間はかかるし、全身汗びっしょりになってしまいます

トイレへの往き帰りは脚力に頼るためそれほど苦になりません。しかし、またペッドへ横たわるためには傷口との痛みと闘わなくてはなりません

そんな痛みも少しずつ、少しずつ薄皮を剥ぐように取れていくのハズです・・・。
そして、もうひとつの問題があります。それは、食事です。手術後1週間は絶食だったように記憶しています。
当然、流動食のようものからジワジワ馴らしていくのですが、以後、食事には困りました・・・。

食事編へ・・・続く